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ホームホワイトニングで白くならない?運用7項目を確認してから歯の側を疑う

1ヶ月続けたのに、鏡の中の歯は始めた頃と変わって見えない。ジェルは減っているのに、手ごたえがない。この状態で最初に浮かぶのが「自分の歯には効かないのかもしれない」という考えです。

ただ、その結論に進む前に確認したいことがあります。変化が出ない理由は、歯の性質よりも運用の側にあることが多いからです。しかも運用の問題は直せます。この記事では確認する順序を示し、7つの項目を1つずつ点検したうえで、それでも動かない場合の要因まで整理します。

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目次

確認する順序を間違えない

原因を探すとき、いきなり「自分の歯の性質」に答えを求めるのは避けたいところです。歯の性質は変えられません。そこで結論を出してしまうと、直せるものを直さないまま止めることになります。

順序はこうです。

  1. 評価の時点は適切かを確認する
  2. 運用の7項目を点検する
  3. それでも動かないなら、歯の側の要因を疑う

まず1つ目。自宅で行う方法は、変化を感じるまでにおよそ2週間、目標に届くまで1〜3ヶ月程度をみます。毎日鏡を見ていると少しずつの変化には気づきにくいため、始める前の写真がないと判定そのものが難しくなります。期間の考え方はホームホワイトニングの効果はいつから?で解説しています。

判定に自信がない段階なら、まだ結論を出す時期ではないかもしれません。

運用の7項目チェック

ここからが本題です。上から順に、自分に当てはまるものがないか見ていきましょう。

① 装着時間は規定に届いているか

指示された時間に対して、実際の装着が短くなっていないか。作用の総量は「濃度 × 時間」で決まるため、時間が削られるとそのぶん進みが遅くなります。

「つけたつもり」で早めに外している、途中で寝落ちして外れていた、というのはよくある話です。1週間ぶんの実績を書き出してみると、思っていたより少ないことがあります。

② ジェルの量は適切か

少なすぎれば薬剤が歯面全体に行き渡りません。逆に多すぎると、はみ出して歯ぐきを刺激します。目安は1歯につき米粒1つ程度です。

量が減ってきたときに「節約して使う」と、この項目が崩れます。

③ ジェルを入れる位置は合っているか

見た目に関わるのは歯の外側の面です。トレーの内側、歯の外側にあたる部分にジェルを置きます。内側だけに入れていると、鏡で見える面に十分作用しません。

入れ方の詳しい手順はホームホワイトニングのやり方7ステップにまとめました。

④ 装着前に歯を磨いているか

歯の表面に汚れや着色が残っていると、薬剤がその下まで届きにくくなります。装着の前に磨いておくことで、薬剤が歯面に直接触れる状態を作れます。

⑤ トレーは合っているか

トレーが浮いていたり、変形していたりすると、ジェルが歯面に留まりません。唾液で薄まってしまうこともあります。

熱いお湯で洗った、高温の車内に置いた、といったことがあると変形します。装着したときに違和感があるなら、この項目を疑ってください。作り方と扱いはホームホワイトニングのマウスピース(トレー)とは?で解説しています。

⑥ ジェルの保管と期限は大丈夫か

ジェルは熱と光に弱く、常温での保管が続くと成分が変化していきます。洗面台の棚や窓際に置いているなら、この項目に該当する可能性があります。

保管の条件と使用期限についてはホームホワイトニングのジェルとは?をご覧ください。

⑦ 継続の間隔が空いていないか

週に4〜5日、あるいはそれ以下になっていないか。作用は積み重ねで効いてくるため、間隔が空くとそのぶん進みが遅くなります。

続かない理由には典型的なパターンがあります。対策はホームホワイトニングのデメリットは「続ける負担」にまとめました。

※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。

・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります

・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります

・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります

7項目のうち1つでも当てはまれば、そこを整えるだけで進み方が変わることがあります。どこが崩れているかは、使っているものと生活のリズムを伝えれば一緒に確認できます。

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自己判断で濃度や時間を変えない

「時間を延ばせばいいのでは」「濃度の高いジェルに変えれば」と考えたくなるところですが、ここは自分で決めないでください。

薬剤は濃度と時間をセットで設計されています。片方だけを動かすと、しみやすさが増したり、歯ぐきへの刺激が強まったりします。時間を倍にしても結果が倍になるわけではありません。

調整が必要かどうか、必要ならどう変えるかは、症状と歯の状態を見たうえで決まります。変えたい理由を伝えて相談するというのが正しい順番です。

運用に問題がないなら、歯の側の要因

7項目をすべて満たしていて、期間も十分。それでも動かない場合は、歯の側に理由があります。

要因状態次の一手
エナメル質が厚い・密度が高い薬剤の浸透に時間がかかる期間を延ばす。医院での施術との組み合わせを検討する
神経を失った歯内側から暗く変色している歯の内側から薬剤を入れる方法を検討する
薬の影響による縞模様の変色薄くはなるが均一な白さには届きにくい到達点を確認したうえで、削らない手段から順に検討する
白い斑点(ホワイトスポット)周囲が明るくなると相対的に目立つ目立ち方の変化を見てから判断する
金属による変色有機物ではないため薬剤の対象外別の方法を相談する
詰め物・被せ物などの人工物薬剤では色が変わらない歯の色を決めてから作り替える

いずれも、到達できる白さは歯の側の条件で決まるという原則から出てきます。仕組みはホワイトニングの仕組みとは?で、自分の変色がどのタイプかは歯の黄ばみを取る方法は原因で決まるで確認できます。

エナメル質の条件で時間がかかっているだけなら、医院での施術を組み合わせるという道もあります。内容はデュアルホワイトニングとは?にまとめました。

相談に持っていくときに伝えること

原因を1人で確定させる必要はありません。ただ、次の4つを整理して持っていくと、話が早く進みます。

  • 7項目のうち、崩れていた心当たり(時間・量・位置・清掃・トレー・保管・間隔)
  • 続けた期間と、実際に装着できた日数
  • 使っているジェルと、保管していた場所
  • 始める前の写真(あれば)

とくに4つ目があると、判定そのものが正確になります。記憶ではなく画像で比べられるからです。

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ホームホワイトニングが効かないときのよくある質問

あと何ヶ月続ければいいですか?

目標に届くまでの目安は1〜3ヶ月程度です。ただし、これは規定どおりに続けた場合の話になります。運用に崩れがあったなら、整えたところから数え直すつもりで見ておくとよいでしょう。

途中で止めた期間があります。やり直しですか?

そこまでの変化が消えるわけではないので、ゼロからのやり直しにはなりません。ただし止めていた間に色が戻っている可能性はあります。再開の前に、トレーの状態とジェルの期限を確認しておきましょう。

市販の薬剤に変えれば白くなりますか?

歯の内部の色に作用する成分は、資格を持つ人でなければ扱えません。市販の製品で落とせるのは表面に付いた着色までです。動かない理由が内部の色調にあるなら、市販品に替えても解決しません。

医院での施術に切り替えるべきですか?

運用が整っていて期間も十分なのに動かないなら、選択肢の1つになります。ただし到達できる白さは歯の側の条件で決まるため、切り替えれば届くとは限りません。まず何が原因かを確かめてから判断しましょう。

まとめ|直せるものから順に確認する

自宅で行う方法で変化が出ないとき、確認には順序があります。評価の時点 → 運用の7項目 → 歯の側の要因、の順です。

運用の7項目は、装着時間・ジェルの量・入れる位置・装着前の清掃・トレーの適合・保管と期限・継続の間隔。このいずれかが崩れているケースは珍しくなく、しかも直せます。「歯のせい」と結論づける前に、ここを一通り点検しておきたいところです。

そのうえで、時間や濃度を自分で変えるのは避けましょう。薬剤は濃度と時間をセットで設計されているためです。変えたい理由を伝えて相談するほうが、安全で確実です。

7項目に問題がなく期間も足りているなら、原因は歯の側にあります。その場合も、要因ごとに次の一手はあります。止めるかどうかを決めるのは、そこを確かめてからで遅くありません。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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