同じ「オフィスホワイトニング」という名前で、1回15,000円のところもあれば、80,000円のところもあります。5倍近い差を前にすると、何を基準に選べばいいのか分からなくなります。安いほうで足りるのか、高いほうには理由があるのか。
差の正体は、使うシステム・想定する回数・含まれる範囲の3つです。そして総額を決めるのは金額そのものではなく、どこまで白くしたいかという目的のほうです。ここでは相場を整理したうえで、価格差の中身と、回数プランの損得、目的別の総額の考え方まで解説します。
オフィスホワイトニングの費用相場
まず金額の全体像です。
| 受け方 | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| 1回あたり | 15,000〜40,000円程度 |
| 1回で仕上げる高濃度システム | 60,000〜80,000円程度 |
| 3〜5回のコース総額 | 50,000〜100,000円程度 |
1回の施術にかかる時間は30分〜1時間程度、受ける間隔は1〜2週間おきが一般的です。参考までに、自宅で進める方法は20,000〜40,000円程度が目安になります。
※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。本記事で示す金額はいずれも一般的な費用の目安であり、特定の医院の料金ではありません。
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります
施術そのものの中身はオフィスホワイトニングとは?で解説しています。
価格差を生む3つの要因
使うシステムが違う
オフィスホワイトニングは、薬剤と照射機器の組み合わせで成り立っています。この組み合わせには複数の種類があり、薬剤の濃度も、光の当て方も同じではありません。
材料の仕入れ価格や、1回にかける手間が変わるため、そのまま料金に反映されます。とくに1回で仕上げることを想定した高濃度のシステムは、それ単体で高い価格帯になります。60,000〜80,000円という数字は、複数回に分ける前提の1回分とは別の設計だと考えてください。
想定する回数が違う
同じ「1回」でも、その1回が全体の何割を担うのかが違います。
1回で完結させる想定なら、その1回に高い金額が付きます。3〜5回に分ける想定なら、1回あたりは下がります。つまり、1回あたりが安いことは、総額が安いことを意味しません。 何回分の設計なのかを見ないと、比べたことになりません。
含まれる範囲が違う
初診料・検査料・施術前のクリーニング代・薬剤の回数分。これらが表示価格に含まれているかどうかも、医院によって異なります。
とくに施術前のクリーニングは、含まれていなければ10,000円前後が別途かかります。表示価格の外側にどんな項目があるかは、ホワイトニングの値段で整理しています。
つまり、金額だけを横に並べても比べたことにはなりません。回数と含まれる範囲を揃えてから見るのが正確です。
回数プランは得なのか
「5回コース」といった提示を見て、必要なのか判断がつかない方は多いはずです。ここは損得の構造から考えます。
コースにすると1回あたりの単価は下がります。これは事実です。ただし、使い切れないリスクがあります。
理由は、到達できる明るさの上限が、その人の歯がもともと持っている条件で決まるためです。エナメル質の厚みや象牙質の色によって、届く範囲は人それぞれ違います。上限に3回で届いた場合、残りの2回は受けても変化に結びつきません。 回数を多く買っても、上限そのものが広がるわけではないのです。
逆のケースもあります。目標の色が高い位置にある場合、1回では届かず、結局追加することになります。このときコースにしておけば単価は抑えられていた、という話にもなります。
したがって判断の材料は、自分の歯で何回くらい必要そうかという見通しです。これは診察で立てられます。何回で足りるか分からないままコースを申し込むと、どちらかに振れます。回数と間隔の考え方はホワイトニングの頻度で解説しています。
目的別に見た総額の目安
総額は、どこまでやるかで決まります。目的別に整理します。
| 目的 | 想定される受け方 | 総額の目安(税込) |
|---|---|---|
| まず1回試したい | 1回のみ | 15,000〜40,000円程度+初診・検査 |
| 目標の色まで届かせたい | 3〜5回 | 50,000〜100,000円程度 |
| 短期間で仕上げたい | 1回完結型 | 60,000〜80,000円程度 |
| 目標まで届かせ、維持もしたい | 上記+3〜6ヶ月ごとに追加 | 年単位で加算される |
※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。本記事で示す金額はいずれも一般的な費用の目安であり、特定の医院の料金ではありません。
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります
見てのとおり、予算を決めるには先に目的を決める必要があります。 「いくらかかりますか」という問いに一つの答えがないのは、目的が決まっていないためです。
なお、費用を抑えつつ目標に近づけたい場合は、歯科医院での施術と自宅でのケアを組み合わせる進め方もあります。この場合、施術の回数を減らせることがあります。
見積もりを受け取ったときに確認すること
金額を提示されたら、次の3点を確認しておくと総額のずれが起きにくくなります。
- その金額に何回分が含まれるか
- 検査料・クリーニング代は別か、込みか
- コースを使い切ったあと、追加で受ける場合の1回あたりの金額
3つ目は見落とされがちですが、重要です。コースの単価と追加時の単価が同じとは限らないためです。目標に届かず追加することになったとき、想定より高くつく場合があります。
なお、来院は最低1回※からです。回数は目標の色によって変わります。
※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります
オフィスホワイトニングの費用に関するよくある質問
保険は使えますか?
使えません。健康保険は病気やケガの治療を対象としており、見た目を整えることを目的とした施術は給付の対象外です。そのため全額が自己負担になります。
安いところは何かが省かれているのですか?
そうとは限りません。使うシステムが違う、想定する回数が違う、含まれる範囲が違う。このいずれかであることがほとんどです。省かれているかどうかを判断するより、何が含まれているかを確認して条件を揃えるほうが確実です。
高いシステムのほうが白くなりますか?
到達できる明るさの上限は、その人の歯がもともと持っている条件で決まります。システムを変えても上限そのものは動きません。変わるのは、そこへ届くまでの速さや回数です。
途中でやめたら返金されますか?
医院ごとの規定によります。コースや回数券を申し込む前に、中断した場合の扱いを確認しておくと安心です。
まとめ|比べる前に、条件を揃える
オフィスホワイトニングの費用は、1回あたり15,000〜40,000円程度、1回で仕上げる高濃度システムで60,000〜80,000円程度、3〜5回のコースで総額50,000〜100,000円程度が目安です。
価格差が大きいのは、使うシステム・想定する回数・含まれる範囲という3つが医院ごとに違うためです。金額だけを横に並べても比べたことにはならないため、条件を揃えてから見る必要があります。
回数プランは単価が下がる一方、上限に先に届けば残りは余ります。到達点は歯の側で決まり、回数を買っても上限は広がりません。まずは自分の歯で何回くらい必要そうかの見通しを立てること。そこから予算が決まります。
東京池袋矯正歯科のホワイトニング
通院の負担を抑えたい方に向けて、オンライン診療と自宅でのケアで進めるホワイトニングをご用意しています。3Dスキャンで採得した歯型からオーダーメイドのマウスピースを作成し、歯科医師の診断のもとでホワイトニング剤と知覚過敏抑制剤をお届けします。
- 診察はオンラインで完結。マウスピースをお持ちの方は来院いただく必要がありません
- 歯型に合わせたオーダーメイドのマウスピースで、薬剤を歯の隅々まで行き渡らせます
- しみる症状に備えた知覚過敏抑制剤を同梱。経過はLINEでご相談いただけます
※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります

