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セラミック矯正は「ダメ」と言われるのはなぜ?リスクと歯列矯正との違いを解説

「短期間で歯並びを治せるセラミック矯正が気になるけれど、『ダメ』という声も見かける」。中には「セラミックは絶対ダメと言われることもある」といった強い表現を目にして、不安になった方もいるかもしれません。

実際のところ、セラミック矯正は一律に悪い治療というわけではありません。目的によっては適した選択肢になります。ただし、健康な歯を大きく削るという、見過ごせないリスクがあるのも事実です。

ここでは、セラミック矯正が「ダメ」と言われる理由、メリットと向くケース、歯列矯正との違いを中立に解説します。

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目次

セラミック矯正とは?歯を削って被せる審美治療

セラミック矯正とは、歯を削って土台にし、その上からセラミック製の被せ物(クラウン)や差し歯をかぶせて、歯並びや見た目を整える治療です。

名前に「矯正」とついていますが、歯を動かして並びを整える歯列矯正とは、まったく異なるアプローチです。歯列矯正が「歯の位置を動かす」のに対し、セラミック矯正は「歯の形と向きを、削って被せることで作り変える」治療だといえます。短期間で見た目を整えられる一方、歯そのものに手を加える点が大きな特徴です。

セラミック矯正が「ダメ」と言われる理由

セラミック矯正に慎重な意見が多いのには、いくつかの理由があります。

健康な歯を大きく削る

被せ物をかぶせるには、歯を全体的にひと回り削って土台の形にする必要があります。虫歯でもない健康な歯を大きく削ることになり、失った歯質は元に戻りません。これがもっとも指摘される点です。

神経を抜くこともある

歯並びを大きく変えるために深く削る場合、歯の神経(歯髄)に近づき、神経を抜く処置が必要になることがあります。神経を抜いた歯はもろくなり、将来的に割れやすくなるなどのリスクが高まります。

被せ物には寿命がある

セラミックの被せ物は永久にもつわけではなく、数年〜十数年で作り直しが必要になることがあります。作り直しのたびに、費用がかかります。

虫歯・歯周病のリスク

被せ物と歯の境目は汚れがたまりやすく、その部分から虫歯(二次う蝕)や歯周病が進行することがあります。土台の歯が虫歯になると、被せ物ごとやり直しになることもあります。

これらの理由から、「安易に選ぶべきではない」という意味で「ダメ」と表現されることがあるのです。

セラミック矯正のメリットと向くケース

一方で、セラミック矯正にはメリットもあり、適したケースもあります。

最大のメリットは、短期間で見た目を整えられることです。歯を動かす歯列矯正が数ヶ月〜数年かかるのに対し、セラミック矯正は数週間〜数ヶ月で完了します。結婚式など期限がある場合に選ばれることがあります。

また、もともと神経を抜いて変色した歯や、大きく欠けた歯、形に問題のある歯を治す場合には、被せ物による治療が適していることがあります。この場合、健康な歯を削るデメリットが相対的に小さくなります。

自分の歯並びが、歯を削らずに歯列矯正で治せるものかどうかは、検査で分かります。無料で精密検査とシミュレーションを受けられるクリニックなら、削らない選択肢の可否を費用をかけずに確認できます。無料カウンセリングを予約する

歯列矯正との違い

セラミック矯正と歯列矯正は、根本的に異なる治療です。

項目セラミック矯正歯列矯正
方法歯を削って被せ物をかぶせる歯を動かして並びを整える
歯へのダメージ健康な歯を大きく削る歯を残せる
期間数週間〜数ヶ月数ヶ月〜数年
元に戻せるか削った歯は戻せない歯を残せる
向くケース変色・破折歯・期限がある場合健康な歯並びを整えたい場合

歯を残せるかどうかが、両者の大きな違いです。健康な歯並びを整えたいなら、歯を削らない歯列矯正が根本的な選択肢になります。前歯を削る治療の費用やリスクは「前歯が大きいから削りたい?」でも解説しています。

後悔しない選び方

セラミック矯正と歯列矯正のどちらを選ぶかは、目的と歯の状態によって決まります。

健康な歯並びを、歯を残して整えたいなら、歯列矯正が適しています。一方、すでに神経を抜いた歯や欠けた歯を治す場合、あるいは期限があってどうしても短期間で仕上げたい場合は、セラミックが選択肢になります。

大切なのは、「短期間だから」という理由だけで、健康な歯を削る選択をしないことです。まず、歯を削らずに歯列矯正で治せるかを検査で確認し、そのうえで目的に合った方法を選びましょう。

セラミック矯正に関するよくある質問

セラミック矯正は本当にダメなのですか?

一律に悪い治療というわけではありません。変色した歯や欠けた歯を治す場合には適しています。ただし、健康な歯を大きく削るリスクは大きいため、歯並びを整える目的なら、歯を残せる歯列矯正を先に検討する価値があります。

何本くらい削ることになりますか?

治したい範囲によりますが、前歯の見た目を整える場合、上の前歯4〜6本程度が対象になることが多いです。削る本数が多いほど、健康な歯を失うことになります。

セラミック矯正はやり直せますか?

被せ物は作り直せますが、削った歯質は戻せません。作り直しのたびに歯への負担と費用がかかるため、慎重に判断する必要があります。

池袋で歯を削らない矯正を相談できますか?

精密検査を行う矯正クリニックで、歯を削らずに歯列矯正で治せるかを診断してもらえます。無料で検査を受けられるクリニックなら、費用をかけずに選択肢を確認できます。無料カウンセリングを予約する

まとめ|「ダメ」の正体は健康な歯を削るリスク。目的で選ぼう

セラミック矯正が「ダメ」と言われる背景には、健康な歯を大きく削る、神経を抜くことがある、被せ物に寿命がある、虫歯リスクがあるといった、見過ごせないリスクがあります。ただし、変色した歯や欠けた歯を治す目的では適した治療でもあります。

歯並びを整えたいなら、まず歯を削らない歯列矯正で治せるかを確認するのがおすすめです。短期間の魅力だけで判断せず、目的と歯の状態に合った方法を、検査を受けたうえで選んでください。

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