「矯正はしたいけれど、どのくらいの期間がかかるんだろう」。数年かかると聞くと、なかなか踏み切れませんよね。仕事やイベントの予定もあるので、期間の見通しは立てておきたいところです。
歯の矯正にかかる期間は、治療法と歯並びの程度によって大きく変わります。軽度なら数ヶ月で終わることもあれば、全体矯正では数年かかることもあります。
ここでは、治療法別の期間の目安、期間を左右する要素、保定期間の考え方、そして期間を延ばさないコツまでを解説します。
歯の矯正期間の目安【治療法別】
矯正期間は、治療法によっておおよその目安があります。
| 治療法 | 期間の目安 |
|---|---|
| 部分矯正(前歯中心) | 数ヶ月〜1年程度 |
| 全体矯正(マウスピース) | 半年〜2年程度 |
| 全体矯正(ワイヤー) | 1年〜3年程度 |
いずれも、後戻りを防ぐ保定期間は除いた、歯を動かす期間の目安です。前歯中心の軽度な乱れなら短く、奥歯を含む全体的な治療や複雑な症例なら長くなる傾向があります。
一例として、マウスピース矯正Oh my teethは、上下前歯12本のBasicプランが平均約3ヶ月、上下前歯24本のProプランが平均約6ヶ月です(いずれも平均の目安で、保定期間を除きます)。軽度の前歯の乱れなら、短期間で整えられる可能性があります。
【自由診療に関する注記】治療内容:マウスピース型矯正装置による歯列矯正(Oh my teeth)/標準的な費用:Basicプラン330,000円(税込)・Proプラン660,000円(税込)/主なリスク・副作用:歯の痛み、歯根吸収、ブラックトライアングルなどが生じる場合があります/治療を受けられない場合:重度の歯周病・顎関節症の方、抜歯を伴う症例などではお受けできない場合があります。
矯正期間を左右する4つの要素
同じ治療法でも、期間には個人差があります。主に次の4つの要素で決まります。
ひとつめは、歯並びの乱れの程度です。乱れが大きいほど、動かす距離が長くなり、期間も延びます。ふたつめは、動かす歯の本数と移動量です。前歯だけか、奥歯を含むかで大きく変わります。みっつめは、装着時間の管理です。マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着を守れないと、計画どおりに進まず期間が延びます。よっつめは、治療法です。前述のとおり、部分矯正か全体矯正か、マウスピースかワイヤーかで目安が異なります。
正確な期間は、これらを踏まえた検査後のシミュレーションで確認できます。
保定期間も含めて考える
矯正を検討するときに見落としがちなのが、保定期間です。
歯を動かす治療が終わったあと、整えた歯並びを安定させるために、保定装置(リテーナー)を使う期間が必要です。この保定期間は、矯正にかかった期間と同程度が目安とされ、歯を動かす期間とは別に考える必要があります。リテーナーについては「矯正で使うリテーナーってなに?」、装着期間は「矯正後のリテーナーはいつまで必要?」で解説しています。
「矯正が終わった=すべて終了」ではなく、保定まで含めて計画することが、後戻りを防ぐ大切なポイントです。後戻りについては「矯正から10年後の後戻りはなぜ起こる?」も参考にしてください。
自分の場合に、歯を動かす期間と保定期間がどのくらいになるかは、検査で見通しを立てられます。無料で検査・シミュレーションを受けられるクリニックで確認してみましょう。無料カウンセリングを予約する
期間を延ばさない・短くするには
矯正期間を延ばさない、あるいは短くするためのポイントがあります。
まず、装着時間を守ることです。マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着を守ることが、計画どおりに進めるための基本です。装着時間が不足すると、歯が動かず期間が延びてしまいます。
次に、治療範囲を絞ることです。気になるのが前歯中心なら、部分矯正で期間を短くできる可能性があります。ただし、部分矯正で足りるかは診断次第なので、まず検査で確認しましょう。部分矯正と全体矯正の違いは「部分矯正と全体矯正の違いは?」で解説しています。
なお、「早く終わらせたい」と自己判断でマウスピースの交換を早めるのは避けてください。計画より早く進めると、歯や歯茎に負担がかかることがあります。
歯の矯正期間に関するよくある質問
最短で何ヶ月くらいで終わりますか?
前歯中心の軽度な乱れなら、数ヶ月で終わることもあります。ただし、保定期間は別に必要です。正確な期間は検査後のシミュレーションで確認できます。
子どもの矯正は期間が長いですか?
子どもの矯正(小児矯正)は、成長に合わせて進めるため、大人より長期になることがあります。成長期を利用した治療が可能な点はメリットです。
治療の途中で期間を早められますか?
自己判断で交換ペースを早めるのは避けてください。歯や歯茎に負担がかかります。装着時間をしっかり守ることが、計画どおり進める近道です。
池袋で矯正期間の相談ができますか?
池袋周辺の矯正クリニックで、自分の歯並びの治療期間の見通しを相談できます。無料で検査・シミュレーションを受けられるクリニックなら、費用をかけずに期間を確認できます。無料カウンセリングを予約する
まとめ|期間は治療法と程度で決まる。保定まで含めて計画を
歯の矯正期間は、部分矯正で数ヶ月〜、全体矯正で1年〜数年が目安です。乱れの程度・移動量・装着時間・治療法によって個人差があります。さらに、歯を動かす期間とは別に、後戻りを防ぐ保定期間も必要です。
期間を延ばさないコツは、装着時間を守ることと、適応の範囲で治療範囲を絞ること。まず無料の検査で、自分の場合の治療期間と保定期間の見通しを確かめてみてください。

